荒野にて

slowtrek.exblog.jp ブログトップ | ログイン

秋麗しく 尾瀬ヶ原(前)

b0244811_20303149.jpg


■山行日:2015年10月3日(土)-4日(日)
■山:尾瀬ヶ原(ってか山は登ってないけど)
■目的:草紅葉散歩
■ルート:鳩待峠(08:30)-牛首分岐(10:30)-東電小屋(11:40)-見晴十字路(12:20)
     見晴十字路(07:20)-鳩待峠(10:30)

ヨメさんが大阪から関東にやってきて、もう3ヶ月
この夏の暑さで山歩きの再開は見送りになっていたが
そろそろ歩き始めるのは、いい季節になったかと想っていたところ

 お父ちゃん!TVのニュースで尾瀬の草紅葉めっちゃ綺麗やったで!

と大騒ぎなヨメさん
んじゃ週末に、久しぶりに山小屋泊まりで尾瀬行くか?
ってなノリでヨメさんとは3年ぶりの草紅葉輝く尾瀬ヶ原に繰り出した




b0244811_20313871.jpg


戸倉の第一駐車場から乗り合いタクシーで鳩待峠に着いたのは8時半
至仏の裾野は色付いていた

シルバーウィークと三連休の間となる週末
尾瀬の紅葉は、各地と異なって1週遅れているとの情報もあり
人出は以外にも少なく、静かな尾瀬を楽しめそうな予感

b0244811_20353541.jpg


時間帯が合ってしまたのか、何人かのボッカさんを抜いて行く
彼らは皆、一様に腕を前に組んで歩くのは何の理由があるのだろうか

b0244811_20363741.jpg


朝露に滑る木道に手こずりながらも、いつの間にか山の鼻だ
見上げる至仏も美しく、テン場も秋の彩りに飾られて、澄んだ空気が心地よい

 お父ちゃん、あの山登りたいねやろ?私一人で歩くから行っといでや

b0244811_2038428.jpg


ヨメよ、今更何を言い出すやら
それを言うなら鳩待峠で言ってくれよ
って言うかそんなこと間に受けて一人にさせようものなら・・・

b0244811_20402526.jpg


山の鼻から尾瀬ヶ原へと回り込むと、そこは眩いばかり
秋の陽射しに黄金色に輝く草紅葉

 ひゃーっ!TVで見たとおりやぁーっ!

ヨメさんは3年前と同じ言葉を残し、3年前と同じように駈け出して行った

b0244811_20412583.jpg


目の前には、双耳峰も鋭く延びる燧ケ岳
振り返ると、その名の通り穏やかな姿の至仏

牛首分岐手前では、池塘にカメラを向けるハイカーたち

逆さ燧だ

b0244811_2042459.jpg


と、カメラを向けたその刹那
びゅうと鳴る冷たい秋の風音とともに水面にさざ波が立ち
あぁー、と声を揃えるハイカーたちが、お互い顔を見合わせて苦笑い

b0244811_2137798.jpg


牛首分岐をヨッピ橋に向かって分かれると
たったそれだけで、心なしか目の前の燧の姿が変わった気がする

そして、真っ直ぐ竜宮十字路へ進むよりもハイカーも少なく
空の青さと黄金色を色濃くさせて魅せてくれる

b0244811_21133254.jpg


ハート型の池塘を見つけたと言っては、はしゃぎ
そろそろお腹が減ったと言っては、しゃがみ込む

b0244811_2118351.jpg


楽しそうに、そして何故かぐいぐいと歩くヨメさんの後姿
その後ろを付いて行くと、何故か大好きな詩が浮かぶ

b0244811_2120434.jpg


 「秋風あるいてもあるいても」

b0244811_21391684.jpg


ヨッピ橋を渡り、東電小屋へと進むと、そこは紅葉に染まっていた

 やったー!こんなホテルみたいな小屋とってくれたんやー!

違う違う、まだまだ歩くぞ
やっとこさランチだと思ってたヨメさんは、肩を落とし木道を進むが
その紅葉の美しさに、今もにもスキップしそうなカンジ

b0244811_23422463.jpg


4月に訪れたときは、木道も無く、雪の斜面を苦労してトラバースしたっけ
こんなにも美しい紅葉のブナ林が待っててくれるとは思いもしなかったな

その紅葉の美しさは、東電尾瀬橋を渡った辺りがピークだった

b0244811_23433011.jpg


紅葉の小さな林を過ぎると、そこは草紅葉とブナの紅葉
そして、一段と近づいた燧が迫ってくる

b0244811_21452122.jpg


かさかさ、かさかさ草紅葉
びゅうびゅう、びゅうびゅう山の風
ぴーひょろ、ぴーひょろ鳥の声

秋の響きの中
誰もいない木道を歩く

秋の日は麗しく

b0244811_21462596.jpg


 三条の滝?お父ちゃん行っておいでやぁ私ビール飲んでるしぃ

ま、想定範囲ではあるが、ハイクはここで終わり、見晴十字路でランチだ
「原の小屋」のカレーが美味しい、と聞いたので、さっそくカレーを頂き

b0244811_2155861.jpg
b0244811_21564860.jpg


食後は、「弥四郎小屋」の居心地のいいコーヒースポット
まさか今年もう一度ここで淹れたてのコーヒーを飲むとは
それもヨメさん連れてなんて、4月には思いもしなかったな

b0244811_21582123.jpg


ふたつの山小屋でまったりした後は、ザックを置いて十字路散歩

 ここ、ええところやろ?
 ほんひゃわわー、おとうひゃん

あくびまじりのヨメさん、何言ってるのやら
そんなカンジで秋の散歩、一日目は終わる


ブログランキング・にほんブログ村へ
■RANKING■

by slow-trek | 2015-10-27 08:16 | 東北[南会津・尾瀬] | Trackback | Comments(10)
トラックバックURL : http://slowtrek.exblog.jp/tb/25032346
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by pallet-sorairo at 2015-10-27 10:20
心から楽しんでるのはヨメさんよりスロさん。
ああ、幸せな風が吹いている
…と、ちょっとじんわりする私。
Commented by cyu2 at 2015-10-27 23:01 x
いやいや、palletさんとまったく同感です。
スロさんの幸せそうなことと言ったら??
んふふふふ〜❤️
Commented by katsu♨ at 2015-10-27 23:56 x
ダメダメ ダネ・・・
ハッキリイッテ イマイチデス
オニヨメワード ガ スクナイ アルヨ!
モット モット パンチ ノ キイタ 夫婦漫才 キボンヌ!
Commented by tabi-syashin at 2015-10-28 08:50
いつも写真がうまいなあ・・・って思います。
人物の入ってる写真 今回は弥四郎小屋のcafe・・・

ボッカさんの腕組? たぶん血流の関係。
血液・体液の戻りが悪くなり腕がパンパンに腫れるから かな?
ミレーザックのショルダーストラップと同じ考え?
Commented by pallet-sorairo at 2015-10-28 19:48
追伸
歩荷さんの腕組みは、たぶん「ナンバ歩き」なんじゃないかなぁ。
腕を組むことによって、右手右足、左手左足と出す「ナンバ歩き」の体勢になって
足腰に負担の少ない効率的な歩き方ができるのだと思います…
違うかしら?
Commented by slow-trek at 2015-10-29 07:54
palletさん

>ああ、幸せな風が吹いている

またぁ、そんな風に幸せイメージ強くされてるでしょ^^;
全然フツーな夫婦ハイクですよん
じんわりして頂いて、こちらもじんわり^^
Commented by slow-trek at 2015-10-29 07:56
cyu2さん

>スロさんの幸せそうなことと言ったら??

って、私の表情なんてカケラも登場してないのですが^^;
んふふふって

(・∀・)キュンキュン
Commented by slow-trek at 2015-10-29 07:58
katsu♨さん

さっそくのダメ出しですね^^;
残念ながら、オニヨメワールド?それはもう過去のもの
これからは、しっとりオトナ感で・・・
ってか、立派なオトナ、いやいやオヤジとオバハンなので
ちょっと控えめにですね、はい^^
Commented by slow-trek at 2015-10-29 08:00
tabi-syashinさん

ミレーのショルダーストラップについては
よく分かりませんが、血流の関係については
むむむ、なるほど!と感心させれらました
奥が深い推察ですね^^
Commented by slow-trek at 2015-10-29 08:03
palletさん

おお、新説ですね^^
「ナンバ歩き」、はいはい、その昔ヤマケイに載ってまして
興味深く読んだことを覚えています、なるほどー。
いずれにしても、負担軽減とバランスが関係してるかも、ですね
line

山行記録と山にまつわる物語


by slow-trek
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite