荒野にて

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氷瀑へ 雲竜渓谷

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■山行日:2013年02月02日(日)
■山:雲竜渓谷
■目的:氷瀑
■ルート:
滝尾神社(07:50)-入渓地からゲート往復-洞門岩(10:30)-雲竜渓谷(11:00-12:00)-滝尾神社(14:00)
 
これぞ氷瀑だ!と、ヤマケイの特集に魅せられたのは2年前
でも、関東エリアまで氷瀑目当てで遠征なんて出来ないし
そうあきらめていたあの雲竜渓谷、北関東に在籍?者となった以上行かねば!

さぁ行こう、氷の神殿に



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滝尾神社の手前で下って来たタクシーに道を譲ると、すれ違いざまドライバーの方が怒鳴る
「この先はもう止めるところも無いよ、そこの神社に止めた方がいい!」
神社から40分以上歩くそうだけど、これは事前情報で分かっていたこと
歩くのが嫌なら前夜車中泊、もしくは夜明け前から氷り付いた林道を詰めるしかない
それほど氷瀑目当てのハイカーが多いと言うことだ
 
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私としては、40分程度ならウォームUPとして歩くくらい何でも無い
と、神社から黙々と歩き出す、林道路面は所によっては完全に氷だ
そんな道をガリガリ音をたてながらやって来た所沢ナンバーの軽四
路肩に止めて降りてきたのは50歳代と思わしき女性ペア、なかなか慣れてるなぁ
なんて感心してる間に終点のゲート、ここから堰堤ハイキングコースと林道コースに分かれる
さて、どうしようか?と悩んでいるところへ、先ほどの所沢ペアが追いついてきた
そのお二人は昨シーズン同じ頃に堰堤ルートで詰めたとのこと
「ここまで来たらねぇ、林道歩くのも、もったいないから」
その一言につられたのが失敗の元だ

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分岐から河原に下ると、いきなり渡渉するのか右岸を行くのか迷う状況だ
所沢ペアは、何の躊躇もなく右岸を高巻しながらザクザク進むが
その先を見ると渡渉組、高巻き組、それぞれ先行グループが方向を悩んでいる様子
なるほど・・・、きっと雪の状況が思った以上に少なくて
渡渉した左岸も、高巻きした右岸も、その先はやっかいな状態なんだろう
と、無理やり渡渉したところから様子を伺ってると、両グループとも引き返して来る
ふむ、堰堤ルートはNGってことだな?

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陽射しは暖かいが、川沿いの冷たい風を受けてのロスタイム60分
これで一気にモチベはダウン、仕切り直しの林道歩きはもっと最悪で
ツルツル滑るわ、そこいら中で座り込んでアイゼン着けたり休憩したりの人ばかりだわで
必要以上に疲労して、マジで引き返そうかと思ったほど

それでも九十九折れを繰り返すうちに展望も開け始めるとソワソワしてくる
稲荷川展望台は人で溢れてるのでスルーしたが、女峰山、赤薙山が迫って来る姿は足を止めさせる

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ゲートからノロノロ渋滞の列について、やっと洞門岩に到着
ここから先、林道を詰めることも可能であるが、もうこれ以上林道なんて歩けない(笑
そう決めて、サクッと沢へ降って行くが、やはりそこも人だかり・・・
人気は分かるけど、何もこんな日に来なくても良かったな、きっと人出はピークじゃないだろうか?
どうでもいいけど、こんなラッシュ状態なところで渡渉訓練とか止めてよぅ
ツアーグループにココロでグチりながらも、渡渉ポイント、高巻きポイントなど
先行者がいないと、一人じゃこんなルート絶対歩けないだろうなとも思う

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洞門岩からもノロノロ行列に従って歩いて40分、やっとやっと雲竜渓谷だ
ここまでのモチベダウンも、女峰山を目の前にすると一気にハイテンション
さぁ行こう、氷瀑の世界だ

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と、焦るけど、今まで思い描いていた爪先から視線の360度全て氷の世界とはほど遠く
足元は沢状態で二度渡渉する始末だし、やっと行列がメインの氷の神殿
「友知らず」と呼ばれる場所に着いても氷の少なさにちょっと落胆・・・、やっぱ2月じゃ遅かったようだ
それでも、こんな氷瀑は見たことが無いし、って言うかいい大人がヤマケイ掲載の姿を
そのまんま頭に描いてやって来てるのもいかがなモノか(笑

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クライマーが溶けかけの氷柱をアックスで叩き落とす音が響く中
落ちてくる氷を避けながら、そっと神殿の裏側に回り込む

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この暖かな陽気に溶けては落ちる氷を恐れ、神殿の裏には誰も来ない
目の前にクライマー、足元には氷柱のカケラたちがうず高く積もり、アイズブルーを魅せてくれる

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どこからやって来た水がここまで氷り付くのだろうか?
アイスクライマーたちが氷の神殿に捕り込まれた小人たちのように見えるシーンを
体が冷え切るまで見ると、15分ほどで神殿を後にした

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氷瀑ツアーの終点である雲竜滝の滝つぼを望むポイントも
神殿の向こうからずっと列が連なってて
なんだかアトラクション待ち状態なのが白けてしまい下山することにした

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振り返ると、春の暖かな陽射しを受けて氷柱が輝いている
その姿はまるで、まだ溶けないぞ、と言ってるようにも思える
赤薙山足元の渓谷は、この神殿が溶ける春を待ちわびているのか、寂しがっているのか

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ちょっとシーズンは遅かった
だからこそ、きっとまた来るだろう
もっともっと氷柱が太く鋭く、そして神殿の名の通り神々しいまでの姿を見るために

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で、告白すると最初からモチベがダウンぎみな山行となった要因は
沢コースNGや、行列の長さだけでは無く・・・
実はランチの用意を冷蔵庫に忘れてたことも事実であって(涙
でも帰り道にお腹をくぅくぅ鳴らせながら飛び込んだ日光駅前のお店
なかなか旨いカツ重で大満足
終わり良ければ全てよしだな
   
by slow-trek | 2013-02-20 22:40 | 関東甲信越[那須・日光] | Trackback | Comments(4)
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Commented by ジオン at 2013-02-20 23:32 x
また、忘れてますやん、、うふふ。

氷瀑、、来年行きましょう!
そり大会の前に、、是非とも、、よろしく m(_ _)m
Commented by slow-trek at 2013-02-20 23:39
ジオンさん

違いますよー、この時のネタ ↓
http://slowtrek.exblog.jp/19942675/
これが、今回のレポなのです^^;
ってかジオンさん、上州遠征やる気まんまんですね
タイミングさえ良ければご案内できるかと。
Commented by hawks-oh-muku at 2013-02-26 13:31
こんにちは。
今引越し準備の真っ只中で書き込みしています。
山メシ忘れ物の予告編で雲竜渓谷と分かっていましたが、ネタばれにならないように黙っていました(笑)
私はこの1週間前に行きました。本来2月第1週が見頃と言うことらしいのですが、
今年はこの週に一気に暖かくなったので、1月末が正解だったかも知れません。

あの時の山渓特集「厳寒の低山」では雲竜渓谷の次に三峰山が紹介されていたので買ったのですが、
その時は、まさか自分が雲竜渓谷に行けるとは思っていませんでした。
明日関東とお別れします。
これからは近畿の低山を楽しみたいと思っています。
Commented by slow-trek at 2013-02-26 23:24
hawks-oh-mukuさん

あの記事を拝見して、遅かったなと、死ぬほど悔しかったです(笑
そうなんです、私も2月頭から中旬だと聞いてて・・・
ま、ね自然相手のことですから

明日、引越し?と言うかご自分のお家に帰るのですよね
今頃は、整理された荷物の中で、ぽつんと何を想うのでしょう・・・
あのですね、もちろんお気づきかと思いますが
ブログタイトル変えなければ(笑)
今後ともよろしくお願いしますね
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