荒野にて

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青空、雪原、ひとりきり ・ 小田代ヶ原


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■山行日:2012年03月20日(火)
■山:奥日光小田代ヶ原
■目的:貴婦人に逢いに
■メンバー:単独
 
上州への単身赴任も早や一ヶ月が過ぎ、カラダがうずうずしていた
山を歩きたいのだ
でも決めていた、3月は自粛期間
4月の、一年で最も多忙なシーズンを乗り切ってから始めようと、そう決めていた




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でも・・・、スノーハイクくらいなら?ちょっとだけだ、ね?いーよね?
ちょっとさ、逢いたい人がいてね
 
なんて、誰に許しを得てるのか分からないけれど
 
前日の深夜01時、適当に装備をパッキング
春分の日の朝、隠れ家(単身赴任先)を飛び出して東北自動車道へ乗った

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北上する東北道を宇都宮から日光道へと分岐し、進路は西へ
日光口PA辺りから正面に男体山を見据えながらのドライブ、どんどんハイに
凍結を恐れていたいろは坂を登り、明智平からの展望で自分が沸点に達したことを感じた

こ、こんな展望が隠れ家から、たった90分ほどで・・・
あらためて今の自分のロケーションの素晴らしさを感じる
 
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明智平からトンネルを越えると日光、中禅寺湖だ
もちろん、初めての地
湖の対岸にも見知らぬ山並みが白く輝き、早く来いと呼んでいる
湖畔に沿って赤沼茶屋までは、ほんの10分、駐車場に愛車を乗り捨てると
そこまでの逸る気持ちとは代わって、のんびりと歩き始めた
 
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そう
今日はのんびり、スローなのだ、ここは雪原
急登もなければ、もちろんピークもない
一周約4時間、今シーズンは縁がなかった雪の上を散歩するだけだ
 
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彼女はどこで逢えるのだろうか
それとも逢えないのだろうか
 
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なだらかな林の中を抜けて進むと展望台と書かれてあるが
どこが展望台なのだろうか
雪原の向こう、並ぶ山は山王帽子山、太郎山、小真名子山

この雪原のどこかに、貴婦人がいる
 
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それは誰が名付けたのか、この湿原に一本だけぽつんと立つ白樺
その華麗な姿、または可憐な姿が貴婦人を思わせるそうだ
 
どこだろう
どこにいるのだろう
 
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どこまでも続く青空
どこまでも続く雪原
 
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今日もひとり

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いた!貴婦人?
いや違う

ネットでは、この雪原の向こうにぽつねんと立ちつくしていたはずだ
 
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男体山
どこから見ても存在感たっぷり、その山をバックに広がる雪原
まるで、雪の海原に浮いているかのような

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林道沿いにあった東屋に座っていたご夫婦
大きなカメラを担いだ単独さん
クロスカントリースキーヤー

すれ違ったハイカー、スキーヤー、たったの4人
こんなに素晴らしい青空なのに

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日光の山の神様
もしかすると、この一人の時間をもっと深いものにしてくれてるのだろうか

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なーんて
ビアの軽い酔いが心地よく、雪原に寝っ転がって白樺越しに男体山を眺める

結局、どこにいるのか分からなかったよ、貴婦人

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一人だけど
いい時間だったな
今度は秋に来よう、草紅葉に燃ゆる湿原に立つ姿
そんな貴婦人に逢いに来よう
 
 
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さて、と
次は、次こそは上州の山デビューだ
 
 
 
.
by slow-trek | 2012-03-21 23:19 | 関東甲信越[那須・日光] | Trackback | Comments(10)
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Commented by hawks-oh-muku at 2012-03-21 23:51
こんばんは。
日光戦場ヶ原と小田代ヶ原の周回スノーハイクいいですね!
私は昨年の8月に男体山に登る予定が天気が悪く湯野湖から周回しましたが、
シーズン的には秋の草紅葉の時期とスノーハイクですね。
ところで周回ルートの木の桟橋も雪の下に埋まっているのでしょうか?
となるとスノーシューが無いと難しそうですか?
道路の凍結が大丈夫のようなら行って見たいです。
Commented by かもしか at 2012-03-21 23:53 x
とうとうぅ~、行っちゃいましたか、歩いちゃいましたか(^ё^)
春の雪解けのように、今年もたくさん歩くのでしょうね。
今回は自炊なかったんですか。
今年もたくさんのレポ楽しみにしてます。
Commented by 橿原 太郎 at 2012-03-22 22:15 x
とても、雄大な雪景色ですね。関西ではお目にかかれないような・・・
「山」に関してはいいところに行かれたかも知れませんね。

でも、スロトレさんのレポを見て、いつもは地図を広げて
ルートを確認して、いつかそこを自分も歩こうと思うのですが・・・

私が地図を持っていないようなそして、気軽に行けないような
遠い山域なのはちょっとさみしい気持ちがします。

でも、これからも山レポ楽しみにしていますよ。
Commented by パンダ at 2012-03-22 23:05 x
広くて素晴らしい雪原、眩しくて素晴らしそうです。しかも隠れ家から90分ですか。

私も同じく隠れ家で生活することになりました。
Commented by slow-trek at 2012-03-22 23:52
hawks-oh-mukuさん

戦場ヶ原と小田代ヶ原のエリアの区別がよく分かりませんでした
でも、秋はきっと素晴らしいかと、想像しています
桟橋はこんなカンジでした
http://mf1.jp/5l_k99
この日は雪が締まっててスノーシューはただのお荷物でした
でも行かれるなら一応装備しておいた方がいいかと思います
コメントありがとうございます
Commented by slow-trek at 2012-03-22 23:54
かもしかさん

ガスストーブもコッヘルもまだ大阪にあるので
この日は、こんなカンジw
http://mf1.jp/LKZK11

>今年もたくさんのレポ楽しみにしてます。

ありがとうです♪
Commented by slow-trek at 2012-03-22 23:55
橿原 太郎さん

>「山」に関してはいいところに行かれたかも知れませんね。

逆説ですが、他には何もないかも?なんちゃってw
こんな雄大なエリア歩けるなんて幸せです
遥か彼方でも、地図で想像するのも楽しいですよ
Commented by slow-trek at 2012-03-22 23:57
パンダさん

>私も同じく隠れ家で生活することになりました。

あら
あー、そうですか。パンダさんは紀伊半島から離れると
きっと辛いかも・・・ま、大丈夫ですよね
がんばりましょう、ご同輩♪
Commented by “すぎちゃん” at 2012-03-25 00:21 x
なんと奥日光まで90分
羨ましい限りのロケーション
単身という寂しさを補ってくれそうですね。
ココへ浮気をなさるなら奥様もきっと許してくれますよ!
今後のレポ楽しみにしています。
Commented by slow-trek at 2012-03-25 22:30
すぎちゃん

はいはい、もーね、毎週どこ行こかって♪
浮気?いやいや、本気ですから~w
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